しとしと降る雨の日は
2015年 06月 30日
昨日の晴れ間は嘘のように、しとしとと降る雨になる。
昨日から少しずつ整理整頓が続いている。
テーブルの右隅に一週間分の新聞や封書を積む癖のある私は、日曜日やこんな雨の日、
必要なモノとそうでないモノを分けていく。
結構捨てることにためらわない。
あとで、しまった・・と思うこともあるが、まっいいか、で済ませる。
なんでもかんでも捨てたくないから、手に入れるときはじっくりと吟味する。
ギャラリーなどしていると、ほんとうはなんでもかんでも売らねばならないのかなと思うこともある。
でも、そうしてなんでもかんでも売りたくないから、、モノ選びには時間をかけてきたように思う。
すると、たとえそれが売れ残ったとしても嫌な気分には少しもならないからだ。
リンゴを盛った蛸唐草の鉢、私はどんぶり茶碗と呼んでいるが、もうやがて手に入れて八年、
大好きな器だ。
古伊万里はいいものは今でも安くはないけれど、こうやって十年や二十年の歳月を楽しめるのだとしたら
それほど高い器ではないような気がする。
雨音を聞きながら、八百屋に売っていた小さなリンゴを剥く、なんでもニュウージーランド産と
言ってたっけ。
今朝はしとしと降る雨音を聞きながら、リンゴとカフェオレだけの朝食。
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