我が家の李朝膳たち
2015年 03月 18日
我が家の小さな自宅にはあちらこちらに李朝膳がいます。
リビングの照明の足下にある李朝膳には常備薬をいれた籠、もう片方の隅のお膳には
連れの好きな瀬戸の壺や、白磁の壺、お互いに好きなものを飾っては
遠目に眺め、にやにやしています。
和室に置いてある小さめの李朝膳の上は、連れの毎夜読みかけの本と眼鏡の定位置になりました。
そして、屏風の前にある、天板の反り返った李朝膳は一番好きなお膳です。
昔昔、清水の舞台から飛び込むような思いで手に入れた思い入れのある李朝膳。
人が来るとこの李朝膳を真ん中においてぐるりと囲みます、友人や知人は珍しそうにしていますが
いつの間にか、お膳のことなど気にせず話が弾みます。
それがいいなと思います。
時にはお茶を飲み、時には書き物をし、じゃまになれば隅に押しやり、今では李朝膳は私の暮らしに
無くてはならない生活の道具になっています。
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